ライターは下調べが大事です(自戒を込めて)。

 私がよく見るサイトの1つに「J's Goal」というのがある。レッズファンの私としては、ゲームのプレビューやレポートは欠かさずに読んでいるが、ここのレッズ番(?)ライターの記事にはず〜っと前から悪意を感じていた。いや、本人は悪意など持っていないのかもしれないが、他クラブの番ライターの記事と読み比べると、レッズ番のこのライターは、レッズのことをネガティヴに書いたり(実際レッズの現状はそんな感じですが。涙)、相手クラブに肩入れするかのような表現が入っていたりして、正直あまり快く思っていない。

 そんな中、昨日のさいたまシティカップ(vsバイヤン)のレポートを見て呆れてしまった。

 アジアと世界の間には、まだまだ大きな溝がありそうだ。
 アジア王者の浦和が、ドイツ・ブンデスリーガ覇者バイエルン ミュンヘンに挑んだ「さいたまシティカップ2008」はスコア以上に力の差を見せ付けられることになった。
2対4。終盤には浦和の粘りも見えたものの、前半の0対3という数字がそれを如実に表している。

「前半は早いテンポを保つことができ、早いボール回しもできた。すべてがうまくいった」(クリンスマン監督)。その言葉どおり、浦和は序盤からバイエルンに圧倒されてしまう。
 シーズン開幕を約2週間後に控えた準備段階だけに、バイエルンは現在、フィジカルを中心とした体力強化に重きを置き、トレーニングを積んでいるという。加えてクリンスマン新監督にとっては、これがバイエルンで初めて指揮を執る試合。戦術面の徹底などは、まだまだこれからだ。それでも、両者の差は歴然だった。
(以下略)

 加えてクリンスマン新監督にとっては、これがバイエルンで初めて指揮を執る試合。

 さて、バイヤン・ミュンヒェンオフィシャルである。

 プレシーズン日程一覧

6月30日(月) トレーニングスタート (ゼーベナー・シュトラーセ)
7月13日(日) テストマッチ vs. SVリップシュタット08 (アウェー)
7月19日(土) テストマッチ vs. TSVネルトリンゲン(アウェー)
7月20日(日) vs. ファンクラブ ナッブルク/オーバープファルツ
7月23日(水) スーパーカップ vs.ドルトムント (20.30)
7月26日(土) テストマッチ vs. 1.FCケルン (アウェー)
7月下旬 テストマッチ vs. 浦和レッドダイヤモンズ (日本)
8月05日(火) ベッケンバウアーカップ vs. インテル・ミラノ (20.45)
8月09日(土) ドイツカップ一回戦 (時間および相手未定)
8月15日(金) 2008/09ブンデスリーガ開幕戦 (時間および相手未定)

 これだけテストマッチを組んでいるのである。しかも公式戦であるスーパーカップも既に行っているのである。クリンスマン監督は、さいたまシティカップの前に4試合も指揮をとっているのだよ!!

 お金をもらって寄稿するライターだったら、このくらいの下調べはちゃんとやらないと。