正しい日本語を使えないスポーツ記者とおバカなスポーツ記者。

 今朝のサンスポ。こういう記事を目にするとイラッとする。

 ロシアリーグで日本代表MF本田圭佑(24)が所属するCSKAモスクワは25日、ホームでスパルタク・ナリチクと対戦したが、本田は「出場しない」と自ら明らかにしていた通り、今年1月の加入後初めて、ベンチ入りメンバーから外れた。チームは1−2で敗れ、首位ゼニトと勝ち点7差の3位。

 攻撃的なポジションでの出場を望む本田は、負傷者の続出でボランチでのプレーを求める指揮官と意見が対立し、自らベンチ外を選んだことを公式サイトで示唆。26日には公式サイトを更新し、「試合に出れるに越したことないってよく聞くけど俺の場合そうゆう価値観でサッカーをしてない」と、自身の哲学を押し通す構えを見せた。

 一方、CSKAのスルツキ監督は同日、ロシアのニュースサイト上で「本田が私と対立したからプレーしなかったという報道は間違っている。負担がかかりすぎていることを考え、そのためのローテーション制だ」と説明。2人の対立を否定した。

 そうゆう価値観でサッカーをしてない。「そうゆう」って何だよ!?口語ならまだしも、文章として「そうゆう」って何?「こういう」風に書いちゃって、よく校閲が通ったものだ。

 あとは、日本語の間違いではないが、スポーツ放置…もとい報知のこの記事

マドリードの元スペイン代表FWラウル(33)の退団会見が26日、サンチャゴ・ベルナベウ・スタジアムで行われた。ユースからクラブ生活18年。17歳のプロデビューからリーグ戦228得点を決めたFWは「自分に残された最後の挑戦が海外に行くこと」と話した。

 移籍先の最有力候補は日本代表DF内田篤人(22)が所属するシャルケ04(ドイツ)。「いいオファーをくれたが、まだ決めていない。ドイツかイングランドに行くが、あと2〜3日で決める」と慎重な姿勢。「もし、シャルケに行ったら内田選手に何を教えてあげたいか」という質問に「日本語を教えてもらおうかな」とジョークを交えて笑顔。同代表最多の102試合出場、44得点のベテランの存在は、内田にとっていいお手本になるだろう。

 ヤフーのコメント欄が炎上している。当たり前か。

 ラウル選手はシャルケに移籍すると決まったわけではないのに、どうやら日本人記者がラウル選手の退団会見でヘンテコな質問をしたらしい。こんなのでサッカー記者になれるのなら、自分もなりたいです。