悪意全開のスポニチ記事。

 やっと浦和レッズはワールドカップ空けのリーグ戦で勝利した。いや、親善試合を含めても、ワールドカップ後では初勝利。まぁ、昨夜は相手が最下位の京都だから、勝たなきゃいけなかったのだが…。

 それにしても、スポーツニッポン様は、フィンケ監督をどうしても悪者に仕立て上げたいらしい。本日の記事

 低迷する浦和が最下位の京都を相手に今季最多得点となる4―0でうさ晴らしした。後半8分、DFサヌがMF阿部の落としたボールに右足一閃(せん)。約25メートルのミドル弾で先制。「得点すれば何かパフォーマンスはするよ。(種類は)もっとある」。身体能力の高さを誇示するバック宙で喜びを表現した。

 ブルキナファソ代表歴を持ち、独裁的な指揮官、フィンケ監督の肝いりで今季ケルンから加入するも、ここまでは無得点。出場9戦目での来日初ゴールに、サヌは「何としてもゴールしたかった」と振り返った。

 後半は相手DF陣がGKのフィードを後逸するなど、信じ難いミスから着々と加点。サヌと左サイドバックを争うDF宇賀神も、後半43分にJ初ゴールとなるメモリアル弾を決めた。「偉大なる坪井先輩の(通算)ゴール数に追いつけました」とジョークで笑わせた。

 目指すべきパスサッカーの完成にはまだ遠いが、リーグ戦5戦ぶり、公式戦6戦ぶりの勝利。結果次第で進退問題が浮上する可能性があったフィンケ監督は「まだ長期的なスパンで土台をつくっている。やるべきことはたくさんある」と“長期政権”へ意欲を示すなど冗舌だった。

 どっちが独善的で独裁的なんだろうか。それとも、第三者的には、そういう風に見えるのだろうか…?

 先日のサンスポといい、スポーツ報知といい、日本にはまともなスポーツ記者はいないのだろうか…。