アンチ浦和レッズの急先鋒スポニチが躍動している件。

 昨日、今日とアンチ浦和レッズスポニチが、レッズ叩きに躍起になっている。いちいちこんなのに反応するのも馬鹿げているのだが、敢えて晒してみる。

 まずは今日の記事。

ファン離れ深刻…浦和10年度収入60億円割れ 
 浦和の10年度の営業収入が、60億円に達しない見通しであることが分かった。残り期間の入場料収入やグッズ販売などの結果次第だが、関係者は「60億円を下回る可能性が高い」と明かした。

 ACLを制覇した07年度の79億6400万円をピークに減収が続き、09年度は64億3000万円まで落ち込んでいた。闘莉王、高原らスター選手の放出の影響もあり、集客力は低下。グッズ販売も大幅に落ち込んでおり、試合翌日には選手がクラブ公式ショップの店先に立つなどしているが、厳しい状況は続いている。橋本社長は「今年も厳しい」と険しい表情。現在の育成重視の方針では新たな客層の開拓が難しいだけに、抜本的な改革が求められそうだ。

 別に、グッズ販売を増やすためだけに選手はレッドボルテージに来てくれているわけではなかろうに。

 昨日の記事。

フィンケ監督続投微妙…11月中に決断へ 
 浦和の橋本社長が、今季限りで契約の切れるフィンケ監督に契約延長オファーを出すかどうかの判断を11月末までに行う方針を示した。25日の柱谷GMとの会談後に「フィンケ監督を来季どうするかは11月末までに決めたい」と明かした。

 フィンケ監督就任1年目の昨季、チームは6位に沈み、今季も第27節終了時点で9位に低迷。闘莉王らの放出で集客力も低下しており、現実的に考えて来季続投は厳しい状況だ。それでも目標に掲げるACL出場権を獲得する3位以上の可能性を残すことなどから最終決断には至っていない。クラブは既に来季の補強を見据えフロント主導で広島DF槙野、新潟MFマルシオ・リシャルデスらをリストアップしている。

 これを書いた記者は、2008シーズンの順位を知らないのだろうか…まぁ今季は今のところ9位にとどまっているけども。「現実的に考えて来季続投は厳しい状況だ。」これなんか完全に、記事を書いた人間の願望でしかないし。

 いちいちこんな記事に目くじらを立てる必要はないと思うのだが、2日続いてのネガティブキャンペーンだったので、書いてみました。

 ただ、今週発売のサッカーダイジェストで、「今後2年間は誰が監督をしても好成績を残せる」旨のフィンケ監督インタビュー記事が載っていて、来季の去就に含みを持たせているのが気になる…。個人的には、来年もフィンケ監督続投を希望しています。