2年前の悪夢がよみがえる…浦和0−4神戸。

 退任の決まった監督、選手がいる中での最終戦惨敗。2年前の悪夢がよみがえる。ただ、今回は試合後に橋本光夫社長の挨拶は無かった。2年前、当時の藤口社長は大ブーイングを覚悟の上でピッチに現れた。ファン・サポーターと向き合う姿勢が完全に異なっている。橋本社長、あなたが挨拶するのは南門ではない。

 浦和レッズには、ロブソン・ポンテ選手そしてフィンケ監督以下コーチングスタッフ5名の埼玉スタジアム2○○2でのラストゲームを飾るというモチベーションがあった。それでも、他力本願とはいえ、J1に残るというヴィッセル神戸の執念のほうが上回っていたように見えた。レッズの選手達はモチベーションが重圧になってしまったかのようだった。しかし、そんなことでは上は目指せないぞ。

 もしかしたら、山田暢久選手の出場停止が響いたかもしれない。しかし、今までだって今シーズンのレッズは怪我人続出の状況ながら選手をうまくやり繰りしてきた。だから山田選手に代わって先発した濱田水輝選手だけを責めることはできない。総合力で神戸に負けた、ということだ。

 最後に、奇跡のJ1残留を果たしたヴィッセル神戸の皆さん、おめでとうございます。でも、来シーズンは勝ち点6いただきます。
 


 ありがとう、フィンケ監督、ポンテ選手。