ジダンの退場に思う。

 ドイツワールドカップの決勝で、現役引退するジダン選手。彼は公式戦最後の試合で退場しました。この映像は全世界に配信され、驚きをよんだでしょう。

 ここで私は、あるドイツ人選手のことを思い出しました。彼の名はユルゲン・コーラーボルシア・ドルトムントで現役生活を終えました。

 彼もまた、現役生活最後の公式戦で退場したのです。2001−02シーズンのUEFAカップ決勝、ボルシア・ドルトムントはオランダのフェイエノールトと戦いました。このシーズンに浦和レッズから加入した小野伸二選手のアシストによるトマソン選手の決勝点で、フェイエノールトが3対2でボルシア・ドルトムントに勝利し、見事優勝しました。

 ユルゲン・コーラーは特に頭突きを食らわしたわけではありませんが、自陣ペナルティエリア内で相手選手を倒してしまったのです。しかも前半31分に。

 私は小野伸二選手もボルシア・ドルトムントも好きなので、正直この対戦だけは避けてほしかったです。しかしこれもサッカー。ときに非情な運命を与えられてしまうのですね…。

 とにかく、これでまたJ1リーグの試合が観られる!!よっしゃ〜!!!