「コープス・ブライド」を観て考えた。

 この映画、全編CGで作られているのかと思いきや、パペット(人形)であるということにびっくりいたしました。人形をアニメのように1コマずつ撮っていくというのは、相当の時間と労力を要することでしょう。僕はDVDで観たのでおまけで入っていた撮影の裏側を垣間見ることができたのですが、かなりハードと思われることをみんな楽しそうにやっているのは、みんな仕事が好きで、誇りを持っているからなのでしょう。

 僕も、早いところそういう仕事に就かなければ…。

 生者の男と死者の女が結婚?という突飛なストーリーではあり(最終的には男はフィアンセの生きた女性と結ばれる)、まあ映画とはこういう現実ではあり得ない、またあまりありそうにないことでもアリなのですが、そこが僕は映画をあまり観ない理由の一つでありました。

 僕は物事を実用性の面しかからとらえないところがあって、映画というのはあまり非現実的ではない、と考えていました。でもそれは僕が読む小説だって同じわけで、文章か映像かの違いしかないのです。文章の場合、表現方法とか学ぶところはありますが…。

 とにかく、これからは本を読むだけではなく、映画も観ていこうと思います。俳優、女優の名前は覚えられないかもしれないけど(汗)。

asin:b000c0yn6kティム・バートンのコープスブライド 特別版