埼玉スタジアムにて(浦和レッズ1-3川崎フロンターレ)。

 …もう、怒りを通り越して呆れてしまいます。オジェック氏の解任・エンゲルス監督就任という劇薬の効果は切れてしまった、ということなのでしょうか。選手が変わるだけでこんなにもボロボロになってしまうのは、選手個々の力量によるところもあるでしょうが(こんなんでどこが選手層が厚いのでしょうか?)、やはり監督の力が無い、と残念ながら言わざるを得ないでしょう。

 ただ、全てが悪かったわけではありません。前後半ともにスタートから15分くらいまでは非常によかったと思います。高原選手のホーム初得点(といっても今日のゴールでトータル3得点ですが…)も7分に決まったし。後半も、この時間帯に決められれば流れは変わったと思いますが、たらればを挙げればキリが無いので。。。

 エンゲルス監督になって、特にひどいのが守備です。「堅守の浦和」は過去のものになりました。エンゲルス監督一人のせいではないにしろ、攻撃的なサッカーを目指す割には横パス、バックパスばかりで面白みも無い。選手が走らない(走れない?)。

 個人的には、オシムさんに監督をやってほしいですが、「オシムの言葉」を読むと、うちではやってくれなさそうな気が…。まぁ、オシムさんじゃなくても欧州で実績のある名監督が来てくれないと立て直しは難しい気がします。正直、今の監督が続けているうちはスタジアムへ足を運びたいとは思えません。

 次節は阿部選手、堀之内選手、細貝選手が戻りますが、相手はあの鹿島アントラーズ、しかもアウェー。相当厳しいですが、ここを落とすようだと今季はジ・エンドでしょう。

 最低限、闘う気持ちだけは見せていただきたい。