2011年の17冊目『能率手帳の流儀』

 ここのところ、浦和レッズ関連の書籍を読み漁っていたが、クラブ内部のゴタゴタに嫌気がさして読む気が失せてしまった。そんな中、2012年の手帳が店頭に並び始め、来年の手帳選びと手帳の使い方の参考になればと思い、草加図書館で『能率手帳の流儀』を借りてきて、読んだ。

 日本能率協会の会長さんが書いた本だけあって、内容は同協会と能率手帳が中心になっているが、手帳の使い方については、能率手帳以外の手帳にも応用できるものが沢山あった。また、手帳との向き合い方についても持論を展開しており、参考になった。

 中でも、「『読む・書く・考える』が成長の基本」、「手帳は自分の分身」という言葉が印象に残った。私はここ3年くらい、ほぼ日手帳を使っているが、仕事の記録、ToDo管理、体重・体脂肪の記録くらいしかつけておらず、手帳を振り返って考えるという行動をとっていなかった。そもそも、仕事のことのみならず、プライベートも充実させられる「ライフワークバランス」について何の展望ももてていない。これでは、充実した人生など送れるわけが無い。

 また、著者は手帳は肌身離さず持ち歩けるウェアラブルなものでなければならない、という。そう考えたとき、ほぼ日手帳では大きいと思う。来年の手帳選びの1つのポイントになりそうである。

 しばらくは、手帳熱が続きそうである。(2011年9月22日読了)

能率手帳の流儀

能率手帳の流儀

ほぼ日手帳公式ガイドブック2012 どの日も、どの日も、大切な日。

ほぼ日手帳公式ガイドブック2012 どの日も、どの日も、大切な日。