どれだけ勝ち点をこぼせば…広島2−1浦和。

 もう何度目だろう、ロスタイムで失点して勝ち点を失うのは。というわけで調べてみた。

5節vs湘南ベルマーレ(○2-1)91'中山元気
9節vs清水エスパルス(●1-2)93'ヨンセン (勝ち点1失う)
13節vsガンバ大阪(●2-3)94'遠藤保仁(勝ち点1失う)
20節vs湘南ベルマーレ(○4-1) 91'島村毅
21節vs鹿島アントラーズ(△1-1)95' 本山雅志(勝ち点3失う)
29節vsサンフレッチェ広島(●1-2)91'佐藤寿人(勝ち点1失う)

 う〜ん…ロスタイムの失点で勝ち点6を失っていることになる。これら全てが上積みされていれば現在浦和レッズの勝ち点は47で7位に、3位ガンバ大阪との差は僅か3ということになる。それだけに、悔やまれる失点が多すぎる。

 これは単に、監督の采配だけの問題ではないと思う。闘っている選手達の集中力なのか、メンタルの問題なのか…私には分からないが、生え抜きの中からプレーでだけでなく、言葉で、身振り手振りでリーダーシップを発揮する選手が台頭してくれることを望む。

 しかし、今日の試合だけで見れば、私は後半のエジミウソン選手が相手GKと1対1の場面で決めきれなかったシーンが全てではなかっただろうか、と思う。あそこで2対0にしていたら、ずいぶん楽になったと思うのだが…。決定機は広島に引けを取らない程作れているので、エジミウソン選手以上のスーパーなストライカー(もちろんエジミウソン選手も得点ランク上位に位置する優良選手だが)が必要なのかな、と感じてしまう。

 試合後のツイートを読んでいて、いくつか同意できるものがあった。
 「フィンケ監督は世代交代、スタイルの変更、放漫経営のシワ寄せと三重苦を背負って頑張ってる。これは監督のせいだけには出来ないと思う」
 「大型補強無育成時代のツケを払わされたフィンケが悪者になるのはお門違い。高原は、別に現場が求めてないのに高い年俸でとって、不振に陥った。経営考えたら放出は仕方ない話。アレや闘も年俸、年齢、怪我もあった(闘はもっと別の大きな問題も…)この点を感情論で語るのは危険」
 特にこの2つのつぶやきは、私も同感であり、だからこそフィンケ監督更迭、とは言えない。その辺は社長、GMたちも分かっているとは思うけど。。。

 まぁ、終わったことをいつまでも悔やんでもしょうがないので、切り替えます。

 でもどうせ、翌朝のスポーツ新聞どもは「フィンケ政権、風前の灯」とか短絡的な煽り記事しか書かなくて(書けなくて)私は朝から頭に血を上らせるんだろうなぁ…。